2012年5月アーカイブ

今、とある学校のWEBサイトのリニュアルを手掛けている。
リニュアルなので、既にあるサイトを改修する作業である。
新規に作るのと、作りかえるのとではどっちがラクか?
記事やデータがある分、作りかえのほうがラクそうだ。
しかし、実はそうじゃない。

既に作られたものがあるということは、サイト構想そのものも
ある程度、踏襲しなければならない。とすれば、例えムダと思われる
ページでも、それなりに作っていく必要がある。
更に、前の人が作ったHTML構造を、サイトをバラしながら解析する必要がある。
これをやっておかないと、ツール違いなどでおかしたタグやマークアップ
(特にWordで作られたヤツなんか最悪!)を除去しないといけない。記事をコピペして終わり♪
という作業は、実はほとんど無いのである。

今やっている作業もまさにコレだ。
今回のオーダーは、「デザイン変更と、クライアント側でのメンテナンスを可能にしてほしい」
つまり、作り切りのページを納品して、後の更新は自分たちでどうぞという、
最近は主流になりつつある「クラウドシステム」である。

特に最近多いのが、「ブログクラウド」。つまり、ブログに記事を書きこむことによって、
一般的なホームページに記事が反映されるという方式だ。
このやり方、実は随分前からある方法で、今のようにCMSが主流になる以前は、CGIとJSによる
ブログが殆どだった。今はSQLなどのデータベースを組み合わさったものが多く。
オープンソースでは有名なXOOPSやWordpressがあり、有償だが進化を続けるMovabletypeと共に
CMSでは双璧である。XOOPSはいぜん使ったことがあるが、デザインのカスタマイズが非常にやりにくい
手ごわいCMSだったと記憶している。

Wordpressは使ったことがない。扱いやすいとは聞いていたが、自分の周りに導入実績が無く、
XOOPSとどう違うねんという思いがあったから、一足飛びにMovabletype に行ってしまった。
今のクライアントでMTを使うのは実質的に2例めである。本腰を入れてデザインのカスタマイズを
やった結果、格好満足いくものになりつつあるし、MTについて更に理解を深めることができた。

しかし、件の「改修」なのである。終わりに近づくにつれ、コピペした記事がとても陳腐に見えてきた。
もっと魅力的な色遣いはないのか?もっと見やすいレイアウトはないのか? 等々、
日々ちょっとづつ記事を転載していく過程で、ついついハマってしまうルーティンである。

実はこの時期が本当に疲れる。モノづくりに慣れてるからといって、完成間近のサイトは、作りこめば
作りこむほど高いハードルを要求してくる。インタラクティブ性、インパクト、デザインと、どれを取っても
我々の作業に終わりは無い。あるのは、その労働に適したアカウンタビリティと、絶えず新しい技術に
挑戦しようとする「志」だ。日々の作業で疲れはピークをとっくに超えてはいるが、
実のところアタマは至極冷静である。会社を経営するものとして、納品日が後ろになるのはとても胃に
悪影響になる。そんな事を考えながら、作業を急ぐ昨今である。

ウェブページ

※この時計の時刻は、あんたはんのパソコンのもんどす。必ずしも正確な時間ではあらしまへん。

このアーカイブについて

このページには、2012年5月に書かれたブログ記事が新しい順に公開されています。

前のアーカイブは2012年4月です。

次のアーカイブは2012年8月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。