終焉なのか再構築なのか

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最近、「テレビが面白くない」というセリフをよく聞く。

見たい番組が無いとか、バラエティばっかりとか、

そういった類の言葉だ。

高校時代から放送の仕事に憧れて、たいそう遠回りをして

テレビ番組を創る仕事に携われるようになったのに、

どうにも最近のテレビの体たらくぶりが、目について仕方がない。

東海テレビのセシウムさんテロップとか、

陸前高田の薪を、五山送り火で燃やすのが中止になって苦情殺到とか、

なんか、おかしい。

 

あ、送り火の件は、ニュースによる風評被害の事ですよ。

 

あの送り火での薪の一件、FB友の先生が真相を書いてくれてビックリしたのだが、

そもそも陸前高田の薪を送り火で燃やす計画は、送り火保存会とは

関係のない人の発案だったらしく、

かなり環境整備が整ったあたりまで、当の大文字保存会は知らなかったらしい。

それが、報道のやり方で、大文字保存会が企画して、勝手に断った的な論調で

世間に流れたようだ。

この事実、未だに新聞もテレビも伝えていない。

 

さて、東海テレビ。

先日、Youtubeでその放送とお詫び放送を見た。

 

「ふざけ心」なんだそうです。

 

造語?

 

ひたすら局アナが謝ってたけど、どうしようもない。

 

これも色んな論調があるけど、

いわゆる「ふざけ心」のテロップを作った、50歳のスタッフは当然問題だが、

リハーサル時点でそれが議論にも上らなかったことのほうが、よほど問題と思う。

テレビの現場は分業制なので、他人の職域には口を出さないという「暗黙知」があるが、

それにしても、時節がらやったらアカンことくらい、気がつくやると思う。

 

セシウムで思い出した。

 

いつかのY新聞の見出し。

福島周辺の農家の、放射能汚染のニュースで、

放射能が基準値を上回ってた牛を、わざわざ「セシウム牛」と表記していた。

これは、風評被害につながらないのか。

 

テレビ・新聞を含めた様々な媒体の知的レベルが、もう、ボロボロになっているようだ。

バラエティは吉本タレントの学芸会みたいになってるし、

ワイドショーのコメンテーターは、自分の専門外の事を、さも自分は知識人ですよと

言わんばかりに、的を得ない、木で鼻をくくったようなコメントを無責任に言う。

いくら低予算になったとはいえ、そこまであからさまに質を落とすのは、

なんでなんだろうと思う。

 

もう、テレビは終わったのだろうか?

それとも、もう一度再構築して、これからのメディアのあり方を問うものなのか?

いずれにせよ、テレビは危ない。

テレビで言ってることが、必ずしも真実なのでは無い。

 

そこらへんの事を全く分かってないのが、逆に問題なのである。

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このページは、911carrera_kero4が2011年8月13日 00:00に書いたブログ記事です。

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