スポーツ映像

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言うまでもなく、我々の仕事である映像プロダクションは、撮影技術+編集技術が揃っていないと商売にならない。

吹けば飛ぶような小さな会社だから、スタッフ一人ひとりのスキルが会社の数字を左右する事だってある。

特に最近、力を入れているのが、スポーツ映像だ。

スポーツ映像は、我々が会社を興した時から当然、意識していたカテゴリーであり、

カメラマンであり、共同創立者のY親方の専門がスポーツ映像なのだ。

大学野球に始まり、バレーボール、サッカー、剣道と、色々な種目を撮ってきた。

最も難しいのは何と言っても野球だろう。

特にセンターカメラは、PC(ピッチャーとキャッチャー間)の画角を基本に、

投球動作、バッティング、ボールの行方、ランナーの位置など、

まさに「ゲーム」を読みながら、撮影しなければならない。

また、なかなか1カメでは成立しにくい映像でもある。

我々は基本、野球の撮影は2カメ体制を撮る。ベンチ横に1台、

攻撃の時はバッターボックス、守備の時はマウンドを主に撮る。

バレーボールは横軸の動きが基本となるが、基本1カメなので、得点シーンでは

スパイクやブロックを決めた選手に寄っていく。

剣道なら対戦者どうしを切らないよう、常にサイズを一定に保ちながら、

主にズームとパンの組み合わせを多様する。

種目によって動きの特徴があるから、その競技に精通することはもちろん、

試合の流れを読む「センス」も要求される。

しかし、今のところこういったスポーツカメラ、特に動画系の技術を教えてくれる専門学校は皆無と言っていい。

それだけに、Y氏の長年にわたるスポーツ撮影の技術は、まさに生きた文化遺産でもあるのだ。

我々はこの技術を継承して、スポーツ映像というカテゴリーを確立させる義務があると思う。

それは決して、国際格式のスポーツ中継や、メジャーどころの撮影とは限らない。

今まで全くカメラが入らなかったカテゴリーや競技もあるはずだ。

我々の使命はまさにここにある。

スポーツの再活性化、それは、今まで見向きもされなかった競技やカテゴリーに

プロフェッショナルの技術を持ったカメラを向ける事である。

正直言って、単なるニッチ市場なのかも知れぬ。しかし、

高い技術を要求されるニッチ市場でもある。

 

デジタルコンテンツの活用は、大学院で論文を書く段階に入った。

どんな事業モデルが提言できるか、楽しみでもある。

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このページは、911carrera_kero4が2011年5月25日 23:30に書いたブログ記事です。

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